先日、断捨離をしようと納屋を整理していたところ
10年前に購入した絵画のスライドフィルムを見つけました。
Museu Nacional de Soares dos Reis
ポルトガルのポルトという街にあるソアレス・ドス・レイス国立博物館
ポルトは3ヶ月にわたるヨーロッパ旅で最初に宿泊した思い出の地。厳密には早朝フライトだった&宿代浮かせるためロンドンのスタンステッド空港でゴロ寝で一泊したのが最初( ;´Д`)
バスのチケットやらツーリストセンターでもらう地図などと一緒に
このスライドを見つけた瞬間、10年前の旅の記憶が一瞬にして蘇りました。
お金も語学力もたいしてないまま決行したヨーロッパひとり旅
ロンドンのスタンステッド空港から
ポルト行きのRYANAIR(格安航空)に乗り
ポルトの地に降り立った時の緊張混じりの高揚感は
今でもはっきりと覚えています。
格安ゆえ、タラップを降りて
皆でぞろぞろと滑走路を歩いてターミナルまで移動…
大きなリュック背負って
飛行機のタラップから直接降り立つ、、
ポルトへの第一歩はどことなくアナクロ的でした。
ちなみに旅の最初の頃は
まだ旅に不慣れで方向感覚も皆無だったので
このポルトの地では何度も迷子になりました。旅をして行くうちに旅感とでもいうのか色々なことが身に付いて迷うこともなくなり、とともに緊張感も失ってすっかり堕落した感じになってゆきました( ;´Д`)
そんな旅の最初の街ポルトで
あてもなく街を散策し入った博物館
平日で人も少なかったせいか
暫し旅の緊張や不安を忘れて
時を過ごしたことを思い出します。
展示を見終えて入った
ミュージアムショップで見つけたのは
小さなスライドフィルム。
光にかざすと色鮮やかな絵画が浮かぶ
この小さなスライドに心奪われ
旅土産にと購入しました。
小さなフィルムの中には博物館所蔵の絵画
スライドを見つけたら
無性に旅のことが懐かしくなり
映写機も探し出して映してみることに。。はい断捨離そっちのけです…
映写機はヤフオクで送料含めて3000円ぐらいのもの。
映す場所はリビングで唯一装飾のないこちらの白壁。
早速映写!
お〜ちゃんと映った(>_<)
でも元はカラフルで色鮮やかだったはずですが、
かなり赤く劣化していました(泣)。
ただ10年という歳月はわたしの記憶まで劣化させてしまったようで、、
作品についての記憶はほとんどなく…(´-`)スライドを選んで購入した記憶ははっきりなんですけどね…
壁に映してみたらなんか巨大なアートを飾ったような気分になりこんなことも、、
文字は後からパソコンで合成したものです。
絵心があったら、こんな風に白い壁に巨大なアートやサインペインティングをやってみたいんだけどなぁ…
そしてこちらは夫の思い出バージョン
昔、山登りを趣味にしていた夫が撮った北穂高 夫、カメラが趣味だったのでスライド大量に保持してました…
なんだか大自然のポスターみたいで
部屋も涼しげに見えます♡
結局、断捨離そっちのけで
スライドの上映会となりましたが、
懐かしい思い出がよみがえり
当時の気持ちを少し思い出して
前向きにもなれたような気がします。
旅をしていたのはちょうど今から10年前の夏。
10年の間に色んなことがあったけど
母となり毎日バタバタと慌ただしい今の自分も
あの時と同じ自分なんだよなぁと
息子と一緒にこのスライドを見て
何だか変な気持ちになりました。
最後、何が言いたいんだか
自分でも分からなくなってしまいましたが…
結局、納戸に閉まった段ボールに入れたままの品々、、
発掘しただけで断捨離までは至らず(´-`)
思い出の品を処分するのは難しいけど
なんの思い入れもないモノもたくさんあるので
整理してすっきりさせたいところです。
そういえば蚤の市で買った
スライドがまだあるはずなので
また見つけたら映写して見たい!
断捨離への道はなかなか遠そうです。。
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