2015/01/18

玄関ホールのポスターと旅の思い出


20150116_a.jpg

3年近く眺めてきた玄関ホールの壁。コートハンガーはいつもはゴチャついていますが撮影用に全撤去(´Д`;)
アクセントウォールとして塗ったミントがかったグリーンの壁は
今の好みとずれてしまい今年は塗り替えようと思っているのですが…
この壁とこのポスターを見ると自然と前向きな気持ちになります。

ポスターは10年ほど前に
ヨーロッパを旅した際に立ち寄った
デンマークのチボリ公園で購入したもの。

当時、色々と行き詰まってしまい
たいしてお金も語学力もないままに
大きなリュックを背負い安宿に泊まりながら
3ヶ月ほどひとりヨーロッパを周りました。今思い返してみてもなんだったんだろうって説明がつかないのですが…当時はとにかく苦しくって得体の知れぬ焦燥感に駆られていました。

旅の最後の方で訪れたコペンハーゲン
駅前にあるチボリ公園の場外に連続して貼られていたポスターを
眺めているうちに
どこか懐かしいような気持ちが湧き上がり中に入ってみることに。

チボリ公園は童話作家アンデルセンもしばしば通った世界最古の遊園地
円を描く真っ赤なレールのジェットコースター
電飾華やかなメリーゴーランド
園内どこからでも見上げることができる大きな観覧車

どこからか聞こえてくる賑やかな音楽と
子供たちの楽しそうな声
あてもなく一人で入った私にも心地よく感じたのは
園内に人々の幸せな気持ちがいっぱい詰まっていたからでしょうか…

ぶらぶら散策しつつ
夕方からは広場で始まったバンド演奏に耳を傾けビールを片手にまったりと、、
あたりが暮れはじめた頃に時計を見たら22時すぎ!
白夜ではありませんでしたが北欧の明るい夏の夜に任せていたら
すっかり出来上がり危うく宿までの最終のバスを逃すところでした。

ゆるやかな時間が流れ、来る人を幸せな気持ちにさせてくれるチボリ公園
かさ張るのを覚悟で記念にと土産に選んだのは大判のポスター

今でも見るたびに
あのどこか懐かしい遊園地で過ごした時間や
丸めたポスターを邪魔だなぁと思いつつリュックの脇につけて旅したことなどが思い出されます。
私にとっては生きてゆく糧ともなるような思い出がたくさん詰まったものなので
これからも目に触れる場所に飾ってゆきたいと思っています。

ちなみにこの旅ですっかりお金が尽きた私は、
本当の意味でもゼロからのスタートを余儀なくされたことが逆に良かったのか
気持ちが吹っ切れ、以降順風満帆とはいきませんがなんとか今までやってきました。
相変わらず余裕のない暮らしですが、、守るべき家族も増えました。

これからまだまだ先は長いですが、、
今度は息子の人生の財産となるような思い出や経験の手助けができるよう頑張らないとなぁと
10年前のことを思い出し、今回この記事を書きながら思いました。

新年2回目の更新、久しぶりな上にインテリアとは関係のない記事になってしまいましたが…
今年も健康第一で子育て、仕事、家のリフォームに時々ブログと楽しんでゆきたいと思います^^;


またもや自分語りの長文、最後までお読み下さり本当にありがとうございます。

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